土壌改良用木炭

木炭は土壌の漢方薬

驚くべき地力増強剤

土壌改良材として木炭には数々の特長が認められています。たとえば、多孔質であるため、土の水はけを良くし適度に水分を保つことや、通気性や肥持ちを良くすることがあげられます。木炭中のミネラルの約60%はカルシウム、カリウムなどのアルカリ成分のため、土壌の酸度(PH)を常に整える点、また木炭は黒色で、太陽熱の吸収を良くし、1坪に3L(10aに1000L)の木炭粉末の表面散布で、地温を約7℃高くすることも認められています。

炭は有用微生物たちの快適マンション

表面積の広い穴には、水分や土壌中の肥料分が無理なく吸着し、さらに弱アルカリ性であるため、これを好む放線菌などの有用な微生物が穴に住みついて、農作物や芝生などの栄養分を生成してくれます。木炭が注目されている最大の理由が、こうした微細な多孔質構造にあることはいうまでもありません。

木炭の力で、地球にやさしい農業へ

土壌の持つ機能は、物理的機能面、化学的機能面、生物的機能面の3つに分類して説明されることが多く、その相関関係を高めることによって地力は増強されます。

具体的には、物理的機能面とは、通気性、透水性、保水性であり、多孔質で微細な穴が縦にも横にもつながっている木炭を施用すれば、大幅に土壌の機能を高めるとともに、その団粒構造を促進することが証明されています。

化学的機能面には、保肥力と、土壌の酸度(PH)、微量要素成分があります。木炭は広い表面積を持つため自体童の約3~4倍の吸着保持が可能で、保肥力を高めます。植物の生育には、PHの安定が重要ですが、木炭はその点でも効果的です。また、木炭には樹木が数十年にわたって大地から吸収した微量要素(ミネラル)がバランスよく含まれており、これが不足しがちな最近の農産物には極めて効果的です。

3つ目の生物的機能とは、土壌の生物が腐食を増やす作用をすることで、多孔に適度な湿気とミネラルを含む木炭なら、有用微生物の格好の住みかとなります。

このように、木炭を施用して土壌を良くし、地力を高めれば、農作物は自らの能力を最大限のばすことができます。作物が健全に育つことによって、初めて真に高品質な農産物が実るのです。

土壌改良木炭製品について
製品一覧はこちら

住宅床下調湿用木炭

湿気に強い快適な住空間

結露・カビ・白アリ・悪臭を寄せ付けない

風通しや日当たりの良くない床下基礎部分の環境は湿気がこもり木材含水率が高くなりやすく、シロアリやダニ、ゴキブリなどの害虫が発生しやすい環境になりがちです。特に梅雨時期から夏場にかけては害虫が好む高温多湿になるため万全の湿度対策が必要です。
また湿気が多い場所は、腐りやすい環境にもなります。

こんな家には特に有効です!

・家の中がカビ臭くて困っている

・畳、押入、壁がジメジメしている

・換気口が少なく、すぐブロック塀や樹木がある。

住まいも快適に安心。そして半永久的

松井工業では、「ピノクリン」を販売しています。木材を炭化した木炭ですので多孔体で、内部面積が大きいため透水、通気保水、吸着性に優れており、高湿時の余分な水分を効率良く吸収して湿度が100%になるのを抑え、結露を防ぎます。また、低湿の外気が入って来たときには水分が吐き出されます。 この繰り返しにより、長期間効果を持続します。

住宅床下調湿用木炭製品について
ピノクリンについて

燃料用木炭

火力や持続力などの用途に合わせた製品

炭は燃焼ガスが少なくて火持ちが良く、しかも遠赤外線を発生させて素材の旨味を逃さず焼くため、現代に於いても一級の味を求める料理店では欠かせない燃料として愛用されています。